ラッシュアワー
一般に、通勤・通学客が一斉に乗り合わせるために交通機関が著しく混雑する朝夕の時間帯のことを「ラッシュアワー」と呼んでいます。特に朝の出勤時間帯になると、大都市のターミナル駅を中心にラッシュはピークとなり、ホームでは列車が絶え間なく発着し、駅構内は旅客でいっぱいになります。
路線によりピークの時間帯は異なりますが、勤務時間の関係で午前７時頃から９時前後のわずか２時間程度に利用者が集中する傾向が見られます。最近では、民営鉄道各社による輸送力増強の成果、さらにフレックスタイム制の導入、テレワークへの移行、新しい時差通勤施策の取り組みなどの総合的な効果もあり、十数年前と比べるとラッシュ時の混雑は緩和されています。（→時差通勤・通学、混雑率）
