公共交通機関
鉄道や軌道(路面電車)、バス、タクシー、航空機、船舶など、不特定多数の人々が、所定の運賃を支払えば自由に利用することができる交通機関のことを「公共交通機関」といいます。「公共輸送機関」と呼ぶこともあります。
交通と生活は、切っても切り離せない関係にあります。鉄道などの交通機関は、誰でも、自由に利用できる状態にあることが理想です。そのためには、安定した経営基盤の公共性の強い事業体が運営することが望ましいといえます。
公共交通機関のうち、鉄道は、国内の総輸送人員に占める割合が最も高い交通機関で、2016年度の統計では約79%を占めています。そのうち、民営鉄道は約49%、JRは約30%となっています。