定員

鉄道車両の客室部分の座席定員と立席定員を加えた数のことを「定員」といいます。座席指定車の場合は座席の数、寝台車では寝台の数が定員です。

「座席定員」は、腰掛の長さを旅客1人当たりの占める長さ(430mm)で割った値で、「立席定員」は、腰掛用床面積と腰掛前の250mmの床面積を除いた面積を0.14㎡で割った値と、JIS規格に示されています。

旅客列車の定員には、座席数を算定した「座席定員」、通常の運行に支障のない定員数を示した「サービス定員」、さらに車両の構造または運転上、それ以上乗っては危険だという員数を示す「保安定員」があります。乗用車や航空機、船舶などは「保安定員」を定員としていますが、鉄道は「サービス定員」を定員としています。鉄道営業法には、「乗車券ヲ有スル者ハ列車中座席ノ存在スル場合ニ限リ乗車スルコトヲ得」と規定されていますが、鉄道車両の定員は「サービス定員」ですので違法にはなりません。

(→鉄道営業法

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