ダイヤ
運行線区ごとに24時間の全列車の運転が一目でわかるように横長の紙に書き表した図表(列車運行図表)のことを「ダイヤグラム」といい、略して「ダイヤ」と呼びます。運転時刻や列車番号などの運行計画を、一枚の図表に見やすく表したものともいえます。
縦軸は駅名、横軸に時刻の1分刻みなどの目盛りをしておき、列車ごとに各駅の到着・出発・通過の時刻を線で結びます。これを列車線とも呼びます。運輸関係者の間では"スジ"と呼ぶ場合もあります。
一方の方向に走る列車の線が右上がりだと、反対方向に向かう列車は右下がりという形になります。列車番号、行き違い、待避、通過、停車を含めて運転状況がつかめるので、運転に欠かせない大切な図表といえます。
駅などにある時刻表は、ダイヤを時刻に"翻訳"したものといえます。(→ダイヤ改正)