三大都市交通圏

首都交通圏、中京交通圏、京阪神交通圏を総称して「三大都市交通圏」と呼ぶことがあります。

国土交通省の都市交通年報によれば、首都交通圏は東京駅、京阪神交通圏は大阪駅から半径50kmの範囲を示す圏域、中京交通圏は名古屋駅から半径40kmの範囲を指す圏域とされています。

民営鉄道の年間輸送人員と、公共交通機関全体に占める割合を圏域別に見てみると、①首都交通圏は81億人で約54%、②京阪神交通圏は21億人で約46%、③中京交通圏は12億人で約41%となっています(2013年度)。

いわゆる三大都市交通圏は、都市の発展と有機的に結合しながら、その交通領域を広げてきました。その過程で、大手民営鉄道を中心とする都市鉄道は、路線網の拡大や、列車の高速運転などを通じて大きな役割を果たしてきました。

都市化の拡大が終息した今日でも、民営鉄道は大都市圏の基幹的な公共交通機関として重要な位置を占めています。

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