インフラストラクチャー

おもに都市の経済活動の基盤をなしている社会資本のことを「インフラストラクチャー」といいます。略して「インフラ」と呼ばれることが多いです。インフラストラクチャーとは「下部構造」という意味で、一般には産業や生活の土台を形成する構造物を指し、その役割の違いなどによって、大きく「生産基盤」と「生活基盤」に分けることができます。

道路・港湾・鉄道・通信施設・ダム・発電所など産業の発展に欠かせない施設は「生産基盤」として、また、学校・病院・公園・上下水道など都市生活に欠かすことのできない施設は「生活基盤」として分類されます。どちらにも共通するのは、"個人で所有されるのものではなく、社会全体で共有される施設"であるということです。

民営鉄道は、民間企業が経営する鉄道ですが、旅客輸送だけでなく一部では貨物輸送も担う重要な公共輸送機関であり、「生産基盤」の一角を構成しています。また、輸送機関の中でも、ターミナル駅などを運営する大都市の民営鉄道は、単なる生産基盤にとどまらず、市民生活を支える「生活基盤」としての機能も拡大しており、その役割はますます大きくなっています。

より安心・便利な鉄道を目指して

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