整列乗車

ホーム上の決められた乗車位置に整然と並び、"降りる人を先に乗る人を後に"、"割り込み禁止"などのルールに従って列車の乗降をスムーズに行うマナーのことを「整列乗車」と呼んでいます。

整列乗車は、朝夕のラッシュ時に大都市の鉄道駅で日常的に見られる光景です。秒単位で管理されている列車の運行が、乗降時のトラブルによって乱されないようにするため、鉄道会社の呼びかけによって始まったと言われています。

乗客同士のトラブルをひき起こす原因のひとつとして、強引な割り込み乗車があげられます。こうしたトラブルを未然に防止するには、ひとりひとりが整列乗車の励行を意識することが重要です。乗客の協力がなければ定時運行の維持は難しいからです。

大手民鉄では、旅客の乗降が多い始発駅などで、「今度の列車に乗る人の列」や「その次の列車に乗る人の列」を、目立つ色、文字などによってホーム上にはっきりと示し、整列乗車を徹底させています。途中駅でも、列車の乗降口の停車位置を示すことで、整列乗車を促しています。(→ラッシュアワー

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