車両基地

車両を収容するための場所で、操車場としての機能と車庫の機能を併せ持ったものを「車両基地」といいます。その呼び方には「車庫」「車両基地」のほか、「車両センター」「車両管理区」などがあります。

車両基地を作るためには広い土地が必要なため、都市の中心部から離れたところに設けられるのが普通で、地下に建設されることもあります。多くの場合は車両の検査を行う「検車区」と合体しており、月検査や列車検査などのほか、簡単な故障の修理、車両清掃や車体洗浄が行われています。

車両基地は車両が1日の"疲れ"をいやし、明日への出動態勢を整える場所です。運行中の故障などトラブル発生のときも、この基地から係員が駆けつけることになります。

車両基地には車輪を取り外さず、その踏み面を削正できる車輪転削盤をはじめ、各種工作機械、クレーン、測定機器、空気を吹き付け集塵する設備、部品洗浄装置などが備えられています。(→車両工場車両検査

66---車両基地(東急元住吉).jpg
東急電鉄 長津田車両区

より安心・便利な鉄道を目指して

  • 環境への取り組み
  • 安全への取り組み
  • 利便性向上への取り組み
  • マナーアンケートの結果