車側灯

旅客車両の両側面についているランプのことを「車側灯」といい、「車側表示灯」とも呼びます。

車側灯は赤色で、ドアが開くと点灯し、閉まると消える仕組みになっています。発車の際には、車掌はすべてのランプが消えたことを確認し、運転士にブザーなどで合図を送ります。ランプが点灯している車両は、荷物や乗客の体の一部が挟まってドアが完全に閉じていないことを示します。また、駅員も車側灯を確認して車掌に手旗や合図灯で知らせます。

なお、ホームが湾曲した駅では車側灯や駅員の安全確認の合図が見にくいため、ホーム監視テレビや駅員がボタンを押して車掌にドアの開閉状況を知らせる表示灯を設けています。ドア開閉の車側灯の確認作業は、列車の安全運行と正常運転確保のために重要です。

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車側灯(ドアが開いている間は赤く点灯する)

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