指差喚呼

駅務員、車掌、運転士、作業員など鉄道の現場に立つ職員が、対象を指差し声に出して行う、安全確認ための基本動作のことを「指差喚呼(しさかんこ)」といいます。「指差確認」「指差称呼(しょうこ)」「確認喚呼」などといわれることもあります。

例えば、ホームにいる駅務員が、電車の入ってくる前と発車した後、線路上を指差している場面を見かけます。また、運転士が「出発進行!」などと声を出しながら信号を指差している姿を目にします。このように、行動や動作に移る前に、視覚だけに頼らず、「指差し」という身体動作によって安全を確認するのが「指差喚呼」です。

念には念を入れて安全を確かめることを、民営鉄道では駅務、乗務、または鉄道施設の保守・管理を担当する者に徹底的に訓練し、身につけさせ、ヒューマンエラーの撲滅に努めています。

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