LRT

路面電車の近代化を目指して開発された低床式のLRV(Light Rail Vehicle)を用い、走行空間を新しく整備した都市公共交通システムのことを「LRT」といいます。"Light Rail Transit"の略語です。

1970年代から1980年代にかけて欧米の都市で登場したLRTは、建設コストが地下鉄建設に比べて安価なこと、バスを上回る中量規模の輸送力を有すること、定時性・速達性が期待できること、優れたバリアフリー機能を持つこと、LRTを軸にした商業空間(トランジットモール)の整備が可能なこと、などが高く評価され、今日では各国で導入が進んでいます。

わが国では、2006年4月に開業した富山ライトレールが本格的なLRTの先駆けと言われています。富山ライトレールは2020年2月に富山地方鉄道と統合され、同年3月から富山地方鉄道・市内電車の一系統として運行されています。(→路面電車

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富山地方鉄道

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