空港アクセス鉄道

大都市の中心部と空港を結ぶ鉄道のことを「空港アクセス鉄道」といいます。 わが国では、社会・経済のグローバル化に伴い、1994年9月開港の関西国際空港、2002年4月に暫定平行滑走路が使用開始となった成田国際空港、2004年12月に第2旅客ターミナルがオープンした羽田空港、2005年2月開港の中部国際空港など、国際線・国内線空港が次々に拡充されています。 かつて空港輸送のネックは空港までのアクセスでした。空港と都心を結ぶ道路に乗用車、バスが集中し、道路の慢性的な渋滞が問題となりました。その後、高速で、定時性も期待できる都心からの「空港アクセス鉄道」の整備が進み、空港へのアクセスはたいへん便利になりました。 成田国際空港には、京成が「京成スカイライナー」を、JRが「成田エクスプレス」を運行しており、羽田国際空港には、京急と東京モノレールが乗り入れています。西日本最大の国際空港として多数のLCCが発着する関西国際空港も、南海の「ラピート」やJRの「はるか」が訪日外国人旅行者などのニーズに応えています。中部圏では、中部国際空港と名古屋市内を名鉄の「ミュースカイ」が結び、空港への重要なアクセスを担っています。  近年では、地方の大都市と郊外の空港を結ぶ仙台空港鉄道や、地下鉄などのアクセス鉄道も登場しています。

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京成電鉄 スカイライナー
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南海電気鉄道 ラピート
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名古屋鉄道 ミュースカイ

より安心・便利な鉄道を目指して

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