対キロ区間制

営業路線の一定距離を基準にいくつかの区間に分け、乗車した距離に応じた区間運賃を算定する方式を「対キロ区間制」といいます。

例えば、3km以内は130円、4~7kmは160円、8~11kmは200円...16~20kmは260円というように、一定幅の乗車距離に応じて段階的に運賃も上がっていきます。一般には「初乗り」以降は距離の幅を広げ、長距離を利用するときの負担を低く抑えるように設定されています。現在、すべての大手民鉄と多くの地方民鉄がこの方式を採用しています。理屈としては、区間距離の幅を狭く設定すればするほど対キロ制に、広くすればするほどゾーン制に近づきます。都市交通の場合、都市の規模や旅客の需要構造によって採用される運賃制度も変わってきます。(→対キロ制ゾーン運賃制度

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