鉄道Q&A

民営鉄道は、沿線住民とのコミュニケーションを図るため、どんな活動をしていますか?

フリーペーパーによる生活・文化情報の提供、文化セミナーの開催、地域のお祭りへの参加など様々な活動を行っています。

[解説]

鉄道会社にとって直接的なサービスの対象は乗客ですが、沿線地域との結びつきが強い民営鉄道にとっては、"地域社会に対するサービス"も重要です。特に総合生活産業として地域社会に根を下ろしている大手民鉄には、良質な輸送サービスの提供だけでなく、地域社会の発展に向けた貢献も期待されています。

こうした期待に応えるため、大手民鉄各社は地域社会へのサービス向上にも積極的に取り組んでいます。例えば、フリーペーパーやCATVによる生活・文化情報の提供、チャリティーコンサートやスポーツ大会の主催、文化セミナーの開催、各種サークルの運営、沿線地域の自然環境保護活動、地域のお祭りへの参加のほか、絵画コンクールや車両基地見学会の開催など、多彩な活動が見られます。また、本格的な鉄道博物館・資料館を運営し、一般に公開している会社もあります。

地方民鉄各社も、ポスターやチラシによる沿線情報の提供、車庫見学会の開催、車内での写真や絵手紙の掲出、クリスマスイベントの開催、車内アテンダントの採用、鉄道キャラクターの導入、地域行事への参加など、きめ細かいコミュニケーション活動に取り組んでいます。

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フリーペーパー
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車両基地見学会

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