鉄道Q&A

電車は、踏切や駅を通過する際、警笛を鳴らすときがありますが、この警笛はいつ、どのような目的で鳴らすのですか?

警笛は、踏切や駅を通過する際、電車の接近を知らせて危険を回避するために鳴らすことがあります。この警笛には、空気式と電子式の2種類の警報器があります。

[解説]

電車の警笛(けいてき)は、鉄道従事員間の合図として使用されているほか、踏切や駅を通過する際、電車の接近を知らせて危険を回避するために鳴らすことがあります。この警笛は、従来は圧縮した空気を用いるタイプのもの(「空気笛」と呼びます。)が使用され、音も比較的大きなものでした。

近年では、沿線環境向上のため、車両搭載機器音の低減が進められており、この警笛音についても、やわらかなものにするため、空気式の警笛に加えて電子式の警報機(「電子警笛・電気笛」と呼びます。)の設置が進められています。電子警笛の中には、音楽を奏でる「ミュージックホーン」と呼ばれる警笛もあります。

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