輸送トンキロ

輸送した個々の貨物(トン)にそれぞれの貨物を輸送した距離(キロ)を乗じたものの累積のことを「輸送トンキロ」といいます。

計算式は、「輸送トンキロ=輸送トン数×輸送距離」となります。貨物輸送の規模を示す重要な指標です。具体的には、1tの貨物を1km運んだ場合を1トンキロとしています。つまり、10tを10km運べば100トンキロになります。

トン数は重さだけを示しますが、トンキロは距離を含むので、鉄道など輸送機関が運んだ物量を表すのに適しています。このため、輸送機関別国内貨物輸送量は、トン数とトンキロ数を並べて表示するのが一般的です。また、輸送機関別分担率はトンキロで表されます。

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