輸送人員

旅客鉄道が輸送した旅客の総人員数のことを「輸送人員」といいます。

交通機関が運んだ旅客数は、各種事業の経営に欠くことのできない最も重要で基本的なデータとして扱われます。また、長期経営計画を描く上でも、その動向を軽視することはできません。

鉄道の場合、その算出に当たっては、「駅間相互発着人員」が基礎データとなります。定期旅客は、定期券の発売時に発着駅や経路、利用期間が確定するので輸送人員はこの時点でつかめます。一方、定期外旅客は、駅で発売した乗車券の数量に基づき、着駅で回収した乗車券の調査結果なども加味して算出されるのが一般的です。

近年は、ICカードシステムの普及に伴い、旅客の流動をきめ細かく把握できるようになったことから、輸送人員をカウントする際の精度は大きく向上しています。

なお、2017年度の公共輸送機関別国内旅客輸送量を「輸送人員ベース」で見てみると、JRが約9,488百万人、大手民鉄が約10,386百万人、地方交通・公営鉄道を合わせて約5,007百万人となっています(一般財団法人運輸総合研究所「数字でみる鉄道2019」より)。(→輸送人キロ)

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