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鉄道の利用鉄道Q&A

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ICカードを改札機に触れると通過できるようですが、どんな仕組みなの?

これは「IC(あいしー)カード乗車券」といって、いろいろな鉄道会社の路線に1枚のカードで乗れるようにするために、乗車券機能をICカードの中に組み込んだものです。事前に料金を入金(チャージ)しておくプリペイド方式のものやポストペイ(後払い)方式のものがあります。このカードは、電車だけではなく、バスでも利用できたり、コンビニや駅周辺のお店での買物に使うことも可能です。

民鉄で利用できるICカード乗車券

電車に乗らなくても改札内に入ることはできますか?

鉄道会社は「入場券」を売っています。この「入場券」を買えば、改札内に入ることができます。
主に見送りの人が使っていますが、最近では改札内にも多くのお店ができているので、買物のために入場券を買う人も増えています。入場券の料金は、おおよそ初乗り運賃(その鉄道に乗車するための最低運賃)で買うことができます。

京成電鉄の入場券

行先表示は何のために英語で表示されているの?

最近では、国籍・年齢・能力を問わず利用できる「ユニバーサルデザイン」の必要性が高まっています。いろいろなお客さまが利用する公共施設である鉄道でも、多言語化やJIS規格により統一されたピクトグラム(イラストで表示されたサイン)による案内表示などの取り入れを進めています。

多言語表記された案内表示

誰でも使いやすい駅にするためのバイアフリー設備は他にどんなものがあるの?

お年寄りや体が不自由な方のことも考え、誰にとっても使いやすい駅となるよう、いろいろなバリアフリー設備が備えられています。

  • お年寄りや体の不自由な方のための優先座席
  • 車いすで乗降用の渡り板
  • 車いすをご利用している方専用スペース
  • 車いすでも通りやすい幅の広い自動改札機

ホームドアはどうやって駅に設置するの?

ホームドアは終電から始発までの短い時間で設置します。設置方法は様々ですが、1つの方法として、ホームドアを別の場所で一般の車両に積み込み、設置駅まで運びます。事前にホーム上に作られた基礎の上に手作業で設置していきます。ホームドアの設置後は、電源ケーブルや通信ケーブルを数百本つないで、ようやく使用開始することができます。

  • ホームドア設置風景①
  • ホームドア設置風景②
  • ホームドア設置風景③
  • ホームドア設置風景④

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