信号

列車の運転に必要なサインを指します。これは3つに分類されます。狭義の信号は形、色、音などによって列車に対して一定区間を走るときの条件を“現示”します。信号機は、一定の箇所に常設されていて先行列車の位置や、進路の開通状況に見合った速度を示す常置信号機(場内信号機、出発信号機、閉そく信号機、入換信号機など)と、線路の故障や工事などの理由から所定の速度で運転できない場合に随時設けられる臨時信号機、それに列車の運転席内に信号を現示する車内信号機に分けられます。場内信号機は、停車場に進入する列車に対して、出発信号機は停車場を出発する列車、閉そく信号機は閉そく区間に進入する列車、入換信号機は入れ換えをする車両に対して指示を送ります。

濃霧や吹雪などで信号の確認距離が著しく低下した場合には、運転を休止したり、注意運転に切り替えたりする場合があります。

合図は形、色、音などにより係員相互間で合図者の意思を表示するものを指します。例えば入れ換えは駅員か車掌が誘導し、運転士はそれに従って運転しますが、「接近する」、「離れる」、「減速する」、「わずかに進む」、「わずかに後退する」、「停止する」の指示を出すときに緑や赤の旗や緑色灯、赤色灯を使う場合があります。なお、汽笛も合図の一種です。

標識は形や色などによって物の位置、方向、条件などを表示するものです。

例えば車止標識は、線路の終端を示し、本線、折り返し線、車両入れ換えの頻繁な側線の終端にはこの標識を設けます。一般的には白色の斜めの印が入った黒色の方形の灯または反射板を用います。

速度制限標識は、その速度制限が求められる箇所に設けられます。運転士は速度制限をあらかじめ知らされていますが、さらに確認するために設置されています。

列車停止標識は、出発信号機が所定の位置に建てられない場合に設置されます。

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