みんてつに乗ってエコライフ
鉄道は地球に優しい乗りものです
CO2排出量の削減が世界的に求められている今、鉄道は「人と地球環境に優しい乗り物」として注目されています。
その理由と、利用者のエコライフへとつながる民鉄の環境保全への取り組みを紹介します。
みんてつのエコはココ!
鉄道のCO2排出量は、自家用自動車の約1/8、航空機の約1/5と、環境負荷が小さい乗りものです。地球環境にやさしい鉄道をご利用いただくことが、ECOになります。
「国土交通省公表データ」
金属振動音を吸収する加工を施した防音車輪を導入しているほか、騒音の原因になる平らな傷(フラット)が車輪にできないよう、車輪のロックを防止するABS装置を導入しています。また、従来のレールを溶接してロングレール化することで継ぎ目を減少させ、軌道については合成枕木やコンクリート道床と枕木の間にゴム製等の弾性材を設置し、騒音・振動の低減、乗り心地の向上に努めています。
雨水を貯留する装置を設置し、トイレの洗浄水や緑化活動に使用するなど、雨水の有効活用に取り組んでいます。
駅の屋根に太陽光発電パネルや風力発電装置を設置し、太陽光や風力で発電した電力を駅で使用しています。
冷却水に河川水を利用する冷房用空調システムや空気の寒暖差を利用した自然換気システム、太陽光を地下駅部分に取り込む光ダクト装置などを積極的に整備しています。また、エレベーターのブレーキ時に発生する回生電力を蓄電し、運行時に利用しています。
電力効率が高い交流モーターを使用するVVVF制御車両を導入しています。また、ブレーキ時に発生させた電力を架線に戻し、他の電車で再利用できる電力回生ブレーキ車両を積極的に導入しています。
電球より消費電力が少なく、長寿命であるLEDライトを信号機・踏切関係表示器、発車案内表示器、時計などに使用して低電力化を図っています。
線路脇の斜面に植栽したり、駅舎壁面を緑化するなど、二酸化炭素削減やヒートアイランド現象の緩和を推進しています。
鉄道駅周辺に駐輪場の整備を進めています。また、鉄道+自転車という組み合わせで快適なECOライフに貢献できるようレンタルサイクルの整備に努めています。
乗車券からICカードへの移行を進めているほか、使用した乗車券をトイレットペーパーや駅のベンチにリサイクルしています。また、車両についても材質の統一化でリサイクル向上を図るなど廃棄物の削減に努めているほか、車両を他社へ譲渡することで有効活用しています。
自宅や会社から駅まで車で移動し、駅から目的地までは定時性の高い鉄道を利用するパーク&ライドを推進することで、交通渋滞の緩和と環境負荷の少ない鉄道へのシフトを促進しています。あわせてレンタルサイクルを利用すればさらにECOに貢献できます。
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